
路地を1つ曲がると住宅街に異様な光景が現れる

江戸時代末期、
東京湾にある台場同様に国防を目的に建設されました

この穴から大砲で四方を狙うのだが完成後に試射したところ
内部に煙が充満して実際に使う事はありませんでした

実はここ、20年ぶりの再訪問
何だこれ?と思って写真の1枚も撮ってなかったんです
当時は明石海峡大橋も建設中でフェリーで淡路島へ渡りました

竣工:1866年
所在地:兵庫県西宮市西波止町西波止
2013.04.08
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テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真
- 2013/04/23(火) 20:57:14|
- 兵庫県
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たった3日ではなく、まだまだ続きますよ
建築素材については何も書かれてなかったので不明ですが
砂地に建てるため多数の松クイを打ち込んで地盤をかたくし
その上に花こう岩を積み上げています。と表記してます
- 2013/04/24(水) 16:45:59 |
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- 106 #-
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4月7・8日だけで、沢山廻ったんですね。
それにしてもこの砲台には驚きました、どう見ても鉄筋コンクリート造に見える建築物ですが、僕の知る限り、日本に初めて鉄筋コンクリート造が紹介されたのは、1894年に田辺朔郎が、造家学会における講演によってです。
1903年には、スパン12Mの琵琶湖疎水路上架橋が田辺朔郎の設計で、日本で初の鉄筋コンクリート造の構造物として造られ、
1905年には海軍技師真島健三郎の設計により、佐世保の海軍施設内に建てられたポンプ倉庫が、日本で初の鉄筋コンクリート造の建築物として建てられています。
この砲台が江戸末期の竣工だとすると、煉瓦などを積んで造った土台に、漆喰などを塗っ、外壁を円形に整えたのではないでしょうか?
どちらにしても興味深い建物です。
- 2013/04/24(水) 11:38:59 |
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- 凛太郎 #-
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