前回訪問時は西玄関ばかり気にしてましたが
私が見たかったロビーは、この南玄関の中だった事に、この日知った
それは入る前からガラス越しに確認できた

シンプルな外観に対してモザイクタイル壁の美しきロビーとのギャップが激しい


しかし、それも村野の階段の引き立て役に過ぎない
前川國男の男性的な階段も好きだが、村野のそれは細くしなやか

屋上には独特な避雷針が2本あり、横浜市役所にも同じものがあると言う
後日、横浜へ行ったついで確認すると地上からはっきり見えた



各部屋の家具も村野のデザインで部屋によって、それは違う


柱をむき出しにせず、板張りで緩やかな曲面に仕上げている



やっぱり村野藤吾は階段だね

今年一番の萌え階段

裏から見ても美しいのが村野のこだわり

西玄関正面に設置していたテーブルと傘立て
この他にも衝立やドアの取っ手、時計等々見るものを飽きさせない
それでも使われなくなった家具類が無造作に積み重ねられていたり
それらをオークションに出品すれば高値で取引されるだろう
1960年 村野藤吾
大阪市中央区備後町3−4−9
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テーマ:建物の写真 - ジャンル:写真
- 2016/11/24(木) 20:30:21|
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